2025.11.13
Anny's Design Now

テーマ:ブログ

怪獣と同じではないですか

この時期 (に限ったわけではないような気もするのですが)
自社建築がないと、ブログのネタが見つからないのです。

時期的な話題をと思って、小さいころから馴染んでいた行事
正月・お雛様・子供の日・七夕・お月見

11月は奇数月のくせに、調べればあるんでしょうけど、馴染んだ行事がなくて、
今年の紅葉は例年より遅いらしく、話題性にちょっと欠落です。

そこで、 毎日報道されているのがクマ被害ですね。
こんなこと今までもあったのでしょうけど、これほどまでは、今までは。

被害に遭われた方のニュースをみると、痛々しい。怖い。
どこへも行かないようにしよう。でも目撃情報は日増しに範囲が広がっています。

なぜこんなにも人里に降りてくるのでしょう。
山に食べ物がないから?それはこの夏の気候のせい?エサの成る木の伐採のし過ぎ?

それなら人間のせい。そう思うとクマを一方的に攻められないですが、
この被害をみていると、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。

クマはもともと食肉目。そこを体型や体力持続力のせいで狩りより採集を選びましたが、
ドングリやクリやブナの実より肉がうまい。人里を狙うなら体力も要らないし。

そう思うと、今の時期だけでは、しかも今年だけでは済まないのではないでしょうか。
さらに、もっと広範囲で・個体数も多く・もっと凶暴化して・巧妙に学習したりして。

熊よけスプレーはもう品薄らしいです。この期に及んで、買い占める人がでてきて、
なにかのグッズみたいに高値で売られるのでしょうか。そうなれば人間が最低。

遭遇すれば、見ながらゆっくり後退するとか、首の後ろに手を回してうつ伏せになるとか、
リスク覚悟で登山とかキノコ取りなら、心構えがあるので決死の覚悟でやれるとしても、

突然生活圏で遭遇すれば、パニクッて「ぎゃー」ってなるのがオチではないですかね。
目の前にクマがいて、ゆっくり後退?手を首の後ろでうつ伏せ? ムリ ムリ ムリ ムリ 。

山にはクマがいる ではなくて、平地でも突然 いつどこに現れるかわからない。
ウルトラマンに出てきた怪獣、ゴジラ・ガメラ出現と同じではないですか。

猟友会や警察のライフル部隊の方々による駆除、捕獲檻をしかけたり、
「生ゴミを放置しないようにしましょう」「熊鈴を鳴らしましょう」呼びかけて。

どれも抜本的じゃないんです。目の前の被害を防いで、それで終わりにしないで。
クマの数に制限かけるとか、鉄柵で境界を分けてしまうとか、山を元の形態に戻すとか。

目の前のことは大事なのでやらなければなりませんが、それだけで終わってしまったら、
来年以降「範囲・個体数・凶暴化・学習」災害級の事態になってしまいます。