この時期 (に限ったわけではないような気もするのですが)
自社建築がないと、ブログのネタが見つからないのです。
時期的な話題をと思って、小さいころから馴染んでいた行事
正月・お雛様・子供の日・七夕・お月見
11月は奇数月のくせに、調べればあるんでしょうけど、馴染んだ行事がなくて、
今年の紅葉は例年より遅いらしく、話題性にちょっと欠落です。
そこで、 毎日報道されているのがクマ被害ですね。
こんなこと今までもあったのでしょうけど、これほどまでは、今までは。
被害に遭われた方のニュースをみると、痛々しい。怖い。
どこへも行かないようにしよう。でも目撃情報は日増しに範囲が広がっています。
なぜこんなにも人里に降りてくるのでしょう。
山に食べ物がないから?それはこの夏の気候のせい?エサの成る木の伐採のし過ぎ?
それなら人間のせい。そう思うとクマを一方的に攻められないですが、
この被害をみていると、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
クマはもともと食肉目。そこを体型や体力持続力のせいで狩りより採集を選びましたが、
ドングリやクリやブナの実より肉がうまい。人里を狙うなら体力も要らないし。
そう思うと、今の時期だけでは、しかも今年だけでは済まないのではないでしょうか。
さらに、もっと広範囲で・個体数も多く・もっと凶暴化して・巧妙に学習したりして。
熊よけスプレーはもう品薄らしいです。この期に及んで、買い占める人がでてきて、
なにかのグッズみたいに高値で売られるのでしょうか。そうなれば人間が最低。
遭遇すれば、見ながらゆっくり後退するとか、首の後ろに手を回してうつ伏せになるとか、
リスク覚悟で登山とかキノコ取りなら、心構えがあるので決死の覚悟でやれるとしても、
突然生活圏で遭遇すれば、パニクッて「ぎゃー」ってなるのがオチではないですかね。
目の前にクマがいて、ゆっくり後退?手を首の後ろでうつ伏せ? ムリ ムリ ムリ ムリ 。
山にはクマがいる ではなくて、平地でも突然 いつどこに現れるかわからない。
ウルトラマンに出てきた怪獣、ゴジラ・ガメラ出現と同じではないですか。
猟友会や警察のライフル部隊の方々による駆除、捕獲檻をしかけたり、
「生ゴミを放置しないようにしましょう」「熊鈴を鳴らしましょう」呼びかけて。
どれも抜本的じゃないんです。目の前の被害を防いで、それで終わりにしないで。
クマの数に制限かけるとか、鉄柵で境界を分けてしまうとか、山を元の形態に戻すとか。
目の前のことは大事なのでやらなければなりませんが、それだけで終わってしまったら、
来年以降「範囲・個体数・凶暴化・学習」災害級の事態になってしまいます。
